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ラジオデュランス
RYO 1151202 2006/09/29 17:33
ある日、社内の階段でうごめいていた小さいムカデを見かけた。翌日、そいつは同じ場所で死んでいた。そんな些細な事なのだが、自分の死に対する理解と改めて対峙した瞬間でもあった。

あるNHKの番組(脅威の生命力みたいなテーマだったが詳しく覚えていない)にて、新しい知識を得たので履歴する。

タイトルにもある様にそいつの名は『デイノコッカス・ラジオデュランス』という。放射線抵抗性細菌とも呼ばれているらしい

「原爆」の被害はその爆発による驚異的な破壊力だけではなく、その直後に照射される「放射線」によるところも大きい。要するに『被爆』といわれる状態だ。放射線の照射量(線量)にもよるが、人体に深刻なダメージを与える。メカニズムは『γ線、α線』と呼ばれる放射線が人体を通り抜ける時、細胞中の水にラジカル(不対電子をもつ原子や分子)が生じ、細胞中のDNA分子と化学反応を起こし、DNAを損傷してしまう。
厳密には皮膚・粘膜障害や脊髄障害等の「確定的影響」と癌と白血病等の突然変異の一種である「確率的影響」とがあるが、長くなるので割愛。自分の頭の中でまとまっていればよいかな。

しかし、生物の中にはその放射線に対し、強い抵抗力を持つ生物がいる。それがデイノコッカス・ラジオデュランスをはじめとする、『放射線抵抗性細菌』と呼ばれている細菌達だ。放射線に対し抵抗力があるとイメージ付けしやすいが、厳密には傷つけられたDNAの再生能力に優れているというのが正解(人間もある程度の損傷に対しては自己修復するが、限度を越えると細胞分裂を諦め自死する)。一度、100箇所以上の完全に切断されたDNAが数時間後には元に戻っているというから、驚いた。DNAが切り離された際の切断面に発生する物質によるらしい。

すなわち、もし世界核戦争が勃発し、グローバルな核汚染により生物が完全に住む事が出来ない地球であったという事にはならない事を意味している。
そして、ラジオデュランスの特性を科学的に解明することにより、『放射線抵抗性物質』を創りだす可能性が見出せる。宇宙に飛び立った際の『宇宙線』による被爆状態も回避させる事が出来るかもしれない。

しかし、突発的な生物の進化は突然変異による可能性が大きいとも示唆されており、すなわち、急激な進化をする確立は低いということが言える。都合の良い突然変異が維持される可能性をおおよそ考えると、ほぼ
不可能なのだとも安易に結論付けてしまう。すなわち、悠久の時をへて、慎重に最も環境に適した進化をするのではないか・・・

自らの家(ここでは地球としようか・・・)を壊滅にまで追い込む事が可能なテクノロジーを得た人間などは、地球にとって悪い意味での突然変異、すなわち『癌』ではないのか・・・
果たして、人間を癌と定義した場合「悪性腫瘍」なのか、「良性腫瘍」なのか、それは今後の振舞いによるといったところか・・・
このまま調子に乗っているとどこかで働きかけているであろう『超自然的』な力により、人間が地球上から排他されるのは間違いなさそうだと本気で考えてしまう。

その中で『生』の意味を革めて考えてみようか。


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